春日山親方(元関脇・勢)の現在と経歴|名跡裁判の歴史から結婚の真相まで
大相撲界屈指の美声と端正な顔立ち、そして気迫あふれる取り口で絶大な人気を誇った元関脇・勢こと24代春日山親方。2021年7月の現役引退から時を経て、現在は日本相撲協会の要職を務めながら、名門・伊勢ノ海部屋で後進の育成に力を注いでいます。
一方で、ネット上では「春日山親方」という名跡にまつわる過去の泥沼裁判トラブルや、独立による「春日山部屋再興」の可能性、さらには私生活における結婚事情など、今なお多くの関心と憶測が飛び交っています。本稿では、現場の最新取材データや相撲協会の公式記録をもとに、24代春日山親方の現在の活動から波乱万丈の足跡、名跡継承の裏側まで余すところなく徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:24代春日山親方(元関脇・勢翔太)は現在、伊勢ノ海部屋で若手を熱心に指導する傍ら、日本相撲協会の広報部(記者クラブ担当)などで精力的に活動している。
- 要点2:過去に世間を揺るがした「春日山部屋の裁判問題」は先代・先々代(春日富士と濱錦)の間の名跡証書トラブルであり、現親方自身には一切の非や問題はない。
- 要点3:部屋の再興については将来的な選択肢として残るものの、現在は伊勢ノ海部屋の屋台骨を支える重責を担っており、角界内外から厚い人望を集めている。
【2026年最新】春日山親方(元関脇・勢)の現在の役職と角界でのリアルな評判
2021年名古屋場所を最後に土俵を去った元関脇・勢こと東口翔太氏は、年寄「春日山」を襲名して以降、親方衆の中でもひときわ存在感を発揮しています。2023年6月4日には東京・両国国技館で引退相撲・断髪式が執り行われ、約250人もの関係者がハサミを入れました。最後は入門以来の師匠である伊勢ノ海親方(元前頭・北勝鬨)が止めばさみを入れ、大銀杏に別れを告げた光景は多くのファンの涙を誘いました。
協会運営における現在の春日山親方は、持ち前の明るい人柄と抜群のコミュニケーション能力を買われ、日本相撲協会の広報部(記者クラブ担当)などに配属。土俵下の勝負審判を務めるなど、協会の看板を背負う実務派として多忙な日々を送っています。報道各社からの取材に対しても、「現場の熱量を正確に伝え、相撲の魅力を一人でも多くの人に届けたい」と誠実に応対しており、メディア関係者からの信頼も絶大です。
所属する伊勢ノ海部屋での指導ぶりも高く評価されています。関脇まで上り詰めた大型力士としての技術はもちろん、怪我に泣かされた自身の経験から、若手力士の身体のケアやメンタル面のサポートに細やかな配慮を見せています。稽古場で見せる妥協のない厳しさと、土俵を降りた後の包容力ある接し方のバランスは、弟子たちから「兄貴分のように頼れる存在」として慕われています。

元関脇・勢翔太の経歴|不屈の土俵人生とファンを魅了した人間力
春日山親方の現役時代を語る上で欠かせないのが、記録にも記憶にも残る熱い土俵人生です。大阪府交野市出身の勢翔太は、2005年春場所に初土俵を踏みました。恵まれた体格と豪快な右四つ・寄り、強烈な突き押しを武器に番付を駆け上がり、2011年冬には新十両、2012年春場所には新入幕を果たしました。
幕内在位は通算44場所、生涯戦歴は546勝545敗14休(通算96場所)を記録。最高位は東関脇まで到達し、敢闘賞4回、金星5個(白鵬、日馬富士、鶴竜などから奪取)を獲得するなど、平成後期から令和初頭の大相撲を大いに盛り上げました。
特にファンから愛された理由は、その「不屈の闘志」と「ファンサービス精神」にあります。現役中盤以降は手首や足首、腰の重い故障に苦しみながらも、決して言い訳をせず土俵に上がり続けました。巡業やイベントで見せる相撲甚句(すもうじんく)の美声は角界随一と称され、CDをリリースするほどの腕前を披露。どんなに疲れていてもサインや写真撮影に笑顔で応じる神対応は、今なお語り草となっています。
【データ比較】春日山名跡の激動史|歴代親方の変遷と24代の立ち位置
大相撲の歴史において、「春日山」という年寄名跡は非常に数奇な運命を辿ってきました。江戸時代から続く伝統ある名跡でありながら、平成期には借株や名跡証書を巡る前代未聞のトラブルに巻き込まれた背景があります。歴代の変遷と現親方の立ち位置を整理したのが下表です。
| 代数・親方名 | 現役名・所属 | 在任時期・主な出来事 | 編集部の見解・解説 |
|---|---|---|---|
| 20代 春日山 | 春日富士 晃大 (元前頭11・春日山部屋) | 1997年〜2012年 春日山部屋を師匠として運営 | 部屋を再興し関取を育成するも、協会理事就任に伴い後進へ部屋と名跡を譲渡。 |
| 21代 春日山 | 濱錦 竜郎 (元前頭11・追手風部屋) | 2012年〜2017年 名跡証書の引渡請求訴訟に発展 | 20代との間で名跡対価や証書保管を巡り裁判となり、部屋閉鎖・退職へと至る。 |
| 22代〜23代 | 木村山、名寄錦 (借株・一時的継承) | 2017年〜2021年 名跡の暫定保持 | 混乱した名跡を一時的に預かり、正式な後継者へのバトンをつなぐ移行期間。 |
| 24代 春日山(現在) | 勢 翔太 (元関脇・伊勢ノ海部屋) | 2021年〜現在 引退相撲を経て正代襲名 | 長年揺れた名跡を伊勢ノ海一門の生え抜き功労者が正式取得。名跡の安定化を達成。 |
上表の通り、春日山という名跡は一時、法廷闘争の対象となり角界を揺るがす象徴として扱われてしまいましたが、24代・勢が正式に名跡を継承・安定化させたことで、本来の格式と信頼を完全に取り戻すことに成功しました。

過去の「春日山部屋裁判」とは何だったのか?泥沼トラブルの経緯と誤解の解消
ネット検索で「春日山親方」と打ち込むと、「裁判」「トラブル」といった不穏なキーワードが候補に表示されることがあります。これは現親方の問題ではなく、2012年から2016年にかけて発生した20代(春日富士)と21代(濱錦)の間の民事訴訟に起因するものです。
事の発端は、20代春日山が日本相撲協会の理事に就任する際、部屋運営を引退直後の濱錦に譲渡したことでした。しかし、年寄名跡証書の引き渡し対価(約1億8000万円とも報じられた金銭授受の契約)を巡って両者の主張が真っ向から対立。20代側が名跡証書の返還や部屋運営の中止を求めて横浜地裁へ提訴する事態となりました。
裁判は長期化し、2016年には日本相撲協会が21代春日山に対して「師匠としての指導能力不足」などを理由に師匠辞任を勧告。受け入れざるを得なくなった結果、当時の春日山部屋は閉鎖(追手風部屋へ一時預かり移籍)となり、所属力士たちが環境の激変に翻弄される痛ましい結末を迎えました。
その後、和解が成立して名跡は買い戻され、22代・23代の一時的な保持を経て、名門・伊勢ノ海部屋の看板力士であった勢へと渡りました。つまり、現在の24代春日山親方はこの騒動の当事者ではなく、「傷ついた名跡のイメージをクリーンに再生させた立役者」というのが正確な歴史的事実です。
春日山親方の結婚事情とプライベートの真相|婚約報道から現在に至る軌跡
春日山親方の私生活において、多くのファンが関心を寄せているのが「結婚」に関する話題です。現役時代の2018年、女子プロゴルファーの比嘉真美子選手との婚約が公表され、大相撲界と女子ゴルフ界の大型カップル誕生としてテレビやスポーツ紙で大々的に報じられました。
二人は共通の知人を介して知り合い、同じアスリートとして切磋琢磨する姿が共感を呼びました。当初は比嘉選手のツアー日程や勢の土俵生活の節目を見て入籍する予定と伝えられていましたが、その後、互いの多忙な選手生活やすれ違いなどが重なり、最終的に婚約関係を解消(破局)したことが2021年頃に関係者の証言等で明らかになっています。
引退相撲を終えた現在、春日山親方が再婚または新たなパートナーと入籍したという公式発表はありません。親方専任となった現在は、後進の指導や相撲協会の職務に全身全霊を捧げており、プライベートについては極めてストイックな姿勢を貫いています。関係者からは「とにかく部屋の若い衆と相撲界の未来が最優先」という声が聞かれ、その誠実な人柄が改めて浮き彫りになっています。
将来の「春日山部屋再興」はあるのか?伊勢ノ海部屋の継承体制と角界の構造分析
相撲ファンの間で定期的に議論されるのが、「24代春日山親方による春日山部屋の再興(独立)」の可能性です。かつて川崎市に本拠を置いた春日山部屋は地域密着型の相撲部屋として愛されていた歴史があり、復活を望む声は根強く存在します。
しかし、現代の大相撲における独立・部屋新設には、極めて高いハードルが存在します。日本相撲協会の規定や実情を鑑みると、以下の3つの要素が複雑に絡み合っています。
- 伊勢ノ海部屋の後継問題:現師匠の伊勢ノ海親方(元北勝鬨)の停年(定年)を見据え、部屋の生え抜き最高位である春日山親方が「伊勢ノ海部屋の次期師匠(後継者)」として部屋をそのまま継承するシナリオが有力視されていること。
- 独立に伴う莫大な初期投資と維持コスト:都内近郊に相撲部屋(稽古場、力士寮、大広間)を新築・維持するには数億円規模の資金が必要であり、内弟子集めの営業力も問われる。
- 力士人口の減少と育成リスク:少子化の影響で入門希望者が減少する中、独立してゼロから部屋を立ち上げるよりも、名門部屋の盤石な基盤を維持する方が力士育成上有利であるという現実的な判断。
現場の観測としては、独立して「春日山部屋」を看板として掲げる可能性もゼロではないものの、歴史ある「伊勢ノ海」の看板を守り継ぐ重責を担う可能性の方が極めて高いと見られています。どちらの道を選択するにせよ、春日山親方が次世代の角界を牽引するリーダーの一人であることに変わりはありません。
【プロの結論】大相撲の年寄名跡制度が抱える課題と伝統継承の本質
春日山名跡を巡る一連の歴史は、大相撲が長年抱えてきた「年寄名跡の財産権」と「師匠としての指導適性」のねじれを象徴するケースでした。かつてのように金銭の多寡や個人的な思惑で名跡が売買・貸借されていた時代から、現在は相撲協会の管理が厳格化され、功績と人望のある力士へ正しく継承される土壌が整いつつあります。
24代春日山親方が歩んできた道は、まさにその健全化の象徴です。土俵での愚直な努力によって信頼を勝ち取り、トラブルの影を払拭して後進の道標となる——。伝統組織が真に守るべきは「名跡という看板の形」ではなく、「そこに宿る力士道と指導者の品格」であることを、春日山親方の現在の姿が証明しています。
【春日山親方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:現在の春日山親方は誰ですか?元誰ですか?
A1:現在の24代春日山親方は、元関脇の勢 翔太(いきおい しょうた、本名:東口翔太)氏です。伊勢ノ海部屋所属の元看板力士で、2021年7月の引退時に襲名しました。
Q2:過去の「春日山部屋の裁判」とはどのようなものですか?
A2:2012年から2016年にかけて、20代春日山(元春日富士)と21代春日山(元濱錦)の間で争われた年寄名跡証書の引渡請求訴訟です。部屋の閉鎖にまで発展しましたが、現在の24代春日山親方はこの問題に一切関与しておらず、その後名跡を正式に取得して正常化させました。
Q3:春日山親方は結婚していますか?妻(奥さん)は誰ですか?
A3:現役時代の2018年に女子プロゴルファーの比嘉真美子選手との婚約が発表されましたが、その後2021年頃に婚約を解消(破局)しています。現在、公式に入籍や再婚の発表はされておらず、親方業に専念しています。
Q4:今後「春日山部屋」が再興される可能性はありますか?
A4:可能性は完全に否定されませんが、現在は所属する伊勢ノ海部屋の指導体制において極めて重要な役割を担っており、将来的には伊勢ノ海部屋を継承する有力候補とも目されています。
まとめ:愛される24代春日山親方が切り開く新たな大相撲の未来
波乱に満ちた名跡の歴史を乗り越え、実直な相撲道と温かな人間性で新たな時代を築いている24代春日山親方(元関脇・勢)。現役時代の不屈の闘志は、今や広報活動や後進育成という形で日本相撲協会の屋台骨を支える大きな原動力となっています。
名跡トラブルの過去を完全に過去のものとし、ファンと力士の架け橋として輝き続ける春日山親方。これから彼が育て上げる力士たちがどのような相撲を見せてくれるのか、そして彼自身が角界のリーダーとしてどのような足跡を刻んでいくのか、今後の活躍から目が離せません。 (出典: 春日 山 親方(Yahoo!ニュース))