キンプリ元メンバーの現在と脱退理由|Number_iと残る絆の真実
2018年5月に鮮烈なCDデビューを飾り、瞬く間に平成・令和を代表するトップアイドルグループへと駆け上がったKing & Prince(以下、キンプリ)。圧倒的なビジュアルと高いパフォーマンス力で時代を牽引した彼らですが、度重なるメンバーの脱退と事務所退所を経て、グループの体制は大きく変貌を遂げました。
2021年3月の岩橋玄樹の脱退・退所、そして2023年5月の平野紫耀・神宮寺勇太、同年9月の岸優太の脱退・退所。現在、King & Princeは永瀬廉と髙橋海人の2人体制で活動を継続し、脱退した平野・神宮寺・岸の3人は新グループ「Number_i(ナンバーアイ)」としてグローバルな躍進を見せています。本稿では、報道各社の取材データや公式発表、関係者の証言を徹底分析し、キンプリ元メンバーたちの脱退理由、現在の最新活動、そしてメンバー同士の現在の関係性の真相までを立体的に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:キンプリ元メンバーは岩橋玄樹、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の4名であり、平野・神宮寺・岸の3名は「Number_i」を結成し世界基準の音楽活動を展開中。
- 要点2:脱退の核心的理由は不仲ではなく「海外進出に対するスピード感・目標の乖離」と「活動方針の根本的な差異」にあった。
- 要点3:King & Prince残留組(永瀬・髙橋)と元メンバー陣は、事務所の垣根を越えて互いの表現を認め合う健全なリスペクト関係を維持している。
【脱退時期と経緯】6人から2人へ至る歴史と決断のタイムライン
King & Princeの歴史を振り返る上で欠かせないのが、グループ編成の変遷です。ジャニーズJr.時代に結成された「Mr.King vs Mr.Prince」を経て、2018年5月23日にシングル『シンデレラガール』で6人組としてデビュー。初週売上57.7万枚という驚異的な記録を打ち立てましたが、その歩みは順風満帆な栄光と同時に、個々のアイデンティティと健康、将来のビジョンをめぐる葛藤の連続でもありました。
最初の転機となったのは、デビューからわずか5カ月後の2018年10月、岩橋玄樹が幼少期から患っていたパニック障害の治療に専念するため活動休止を発表したことです。懸命な治療と復帰への模索が続きましたが、最終的に2021年3月31日をもってグループを脱退し、事務所を退所しました。
そして日本中に衝撃を与えたのが、2022年11月4日夜の電撃発表でした。グループの屋台骨であった平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3名が、2023年5月22日をもってグループを脱退することが公表されたのです。平野と神宮寺は同日付で退所し、岸は主演映画『Gメン』のプロモーション活動等を全うした後の2023年9月30日に退所となりました。
| メンバー名 | 脱退・退所時期 | 現在の所属・活動形態 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 平野 紫耀 | 2023年5月22日脱退・退所 | TOBE所属(Number_iメンバー) | 世界的ハイブランドのアンバサダーと本格派ダンス&ラップで圧倒的カリスマ性を確立。 |
| 神宮寺 勇太 | 2023年5月22日脱退・退所 | TOBE所属(Number_iメンバー) | 音楽制作のプロデュースや演出面でグループを牽引し、独自のファッションアイコンとしても台頭。 |
| 岸 優太 | 2023年5月22日脱退 2023年9月30日退所 | TOBE所属(Number_iメンバー) | 卓越したボーカルスキルと作詞・作曲への探求心を発揮し、唯一無二の表現者へ深化。 |
| 岩橋 玄樹 | 2021年3月31日脱退・退所 | Three Six Zero所属(ソロアーティスト) | 日米を拠点に独自のポップカルチャーとメッセージを発信し、グローバルファン層を拡大。 |

【脱退理由の深層】「海外進出の壁」と個々のキャリア自律がもたらした分岐点
なぜ、トップアイドルとして頂点を極めていた彼らがグループを離れる決断を下したのか。その背景には、単なる人間関係の摩擦などではなく、「海外展開に対する本気度と時間的制約」および「アーティストとしての自己実現のあり方」を巡る構造的な分岐点が存在していました。
脱退発表時に公式ファンクラブ動画で語られた彼らの生の証言は、極めて示唆に富むものでした。ジャニー喜多川氏存命時からの悲願であった「海外進出」について、平野紫耀は「海外で活躍できるグループになることを目指して活動してきたが、グループの活動方針を話し合う中で、目標を失い、自分の年齢的にも間に合わないと感じるようになった」と吐露しました。岸優太もまた「海外で活躍できる人になるためのスキルが自分にはまだ足りず、夢と現実のギャップに悩んだ」と語り、神宮寺勇太は「メンバーの1人でも退所するなら自分も退所すると決めていた」と仲間との連帯を明かしています。
一方で、残留を選んだ永瀬廉と髙橋海人は「国内のファン一人ひとりと丁寧に向き合い、King & Princeという看板を守り続けたい」という強い意志を持っていました。この選択の差は、優劣ではなく「エンターテインメントに対する哲学の違い」です。国内の王道アイドル像を全うすることに誇りを持つ者と、グローバル水準のパフォーマンス集団としてリスクを背負ってでも外海へ漕ぎ出したい者――グループ結成から年数を重ね、年齢が20代後半へと差し掛かる中で、各自の「キャリア自律」が必然的に引き起こした決断であったといえます。
【元メンバーの現在地】Number_iの世界的快進撃と岩橋玄樹のソロ活動
グループを離れた元メンバーたちは、現在どのようなステージに立っているのでしょうか。それぞれのフィールドで目覚ましい実績を築き上げています。
Number_i(平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太)の革新とTOBEでの躍進
2023年10月15日、滝沢秀明氏が立ち上げた「株式会社TOBE」への合流を発表した3人は、新グループ「Number_i」を結成しました。2024年1月1日に配信リリースされたデビュー曲『GOAT』は、全編ハイレベルなヒップホップとトラップビートを取り入れた先鋭的なサウンドで音楽シーンに強烈な衝撃を与え、MV公開からわずか3日で1000万回再生を突破しました。
さらに、米国最大級の野外音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ)」の88rising主催ステージへの出演を果たすなど、有言実行のグローバル展開を加速。個人としても、平野紫耀が「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や「イヴ・サンローラン・ボーテ(YSL Beauty)」のアンバサダーに就任、神宮寺勇太が「ミキモト(MIKIMOTO)」とのパートナーシップを結ぶなど、世界的ラグジュアリーブランドからも熱烈な支持を集めています。
岩橋玄樹のソロアーティストとしてのグローバル展開
一方、2021年に独立した岩橋玄樹は、世界的なマネジメント会社「Three Six Zero」とエージェント契約を結び、日本とアメリカ・ロサンゼルスを行き来しながらソロアーティストとして活動。1stシングル『My Lonely X'mas』をはじめ、自己の内面やメンタルヘルスとの向き合い方を素直に投影したポップミュージックを次々とリリースしています。国内外でのライブツアーやファッションイベントへの出演を通じ、自らのペースで確固たるファンベースを築いています。

【キンプリメンバー相関図】不仲説を覆す「リスペクトと現在も続く裏の繋がり」
ネット上や一部週刊誌では、脱退発表前後に「メンバー間の確執」「冷え切った関係」といった憶測が飛び交いました。しかし、一次情報や関係者による取材データを精査すると、そうした不仲説は実態と大きくかけ離れていることが判明しています。
King & Princeを守る道を選んだ永瀬廉は、ラジオ番組『永瀬廉のRadioGARDEN』において、脱退発表直後に涙声でファンへ心情を吐露しつつも、去りゆく3人の決断を尊重する言葉を述べていました。また、髙橋海人もインタビューにおいて、仲間たちと過ごした時間を「かけがえのない青春」として肯定し続けています。
実際に、大型音楽特番のバックステージやプライベートにおいて、残留メンバーと元メンバーが互いの新曲について言葉を交わしたり、SNS上でお互いの活動を意識したメッセージを暗に送り合ったりする様子が度々目撃されています。彼らの関係性は「喧嘩別れ」ではなく、「同じ釜の飯を食い、頂点を極めた戦友同士の相互承認」に基づいているのです。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
キンプリ元メンバーの脱退およびその後の動向を巡っては、インターネット上でいくつかの固定観念や事実誤認が定着しています。客観的証拠に基づき、それらの盲点を検証します。
- 誤解1:Number_iの3人は最初からTOBEへの移籍を裏で決めていた?
事実:退所発表からTOBE合流までには一定のタイムラグが存在し、岸優太のように契約満了まで4カ月以上の間隔を空けた事例もあります。脱退決定当初は全員の身の振り方が確定していたわけではなく、独立後のビジョンを模索する中で滝沢秀明氏の掲げる自由度の高い制作環境と共鳴し、段階的に合流へと至ったのが実態です。 - 误解2:岩橋玄樹と他メンバーは完全に断絶している?
事実:岩橋は脱退後も自身のSNSでキンプリのデビュー記念日を祝福するメッセージを投稿したり、メンバーカラー(濃いピンク)に敬意を払い続けたりしています。2023年にNumber_iが始動した際にも温かいエールを送っており、6人の絆は形を変えて今も維持されています。 - 誤解3:キンプリ残留組と元メンバーの共演は永久に不可能?
事実:日本の音楽業界における事務所間の垣根は近年急速に取り払われており、音楽フェスや地上波生放送での同日出演が常態化しています。権利関係やレーベルの調整は必要であるものの、業界構造の変化に伴い、将来的なコラボレーションのハードルは着実に下がっています。

【プロの結論】「グループの永久不滅神話」からの脱却と令和のタレント生存戦略
今回のKing & Princeの分裂と再構築は、単なる1グループの再編劇にとどまらず、「昭和・平成型の終身雇用型アイドルモデルから、令和型のエージェント・自律型アーティストへの構造的転換」を象徴する出来事でした。
社会学およびキャリア心理学の視点から見ると、従来の芸能界では「グループの一体感」を保つために個人の欲望や独自の表現意欲を押し殺すことが美徳とされてきました。しかし、個人の自己実現やメンタルヘルスの重要性が認知された現代において、健全な「心理的バウンダリー(境界線)」を保ち、互いの進路を認めて別々の道へ進むことは、極めて成熟した大人の選択です。
ファンにとっても、「全員が同じ場所にい続けなければならない」という固定観念を手放し、それぞれが選んだフィールドでの活躍を肯定することが、結果としてタレント自身の表現寿命を延ばすことに繋がります。King & Princeとして王道の魅力を磨き続ける永瀬・髙橋、世界基準のカルチャーを切り拓くNumber_i、そして日米で独自の世界観を紡ぐ岩橋玄樹――この分岐は、結果として日本のエンタメ界により多様で豊かな果実をもたらしています。
【実態検証】ファンの生の声とSNSが映し出す「それぞれの応援スタイル」
脱退発表から数年が経過した現在、ファンダム(ファンコミュニティ)の心理構造にも大きな変化が見られます。当初は悲嘆や困惑、残留組と脱退組のファン間での対立構造が一部で見受けられましたが、2026年現在のSNS分析(X、Instagram、ファンコミュニティ)では、より建設的で成熟した受容の姿勢が主流を占めています。
「King & Princeのティアラ」「Number_iのiLYs(アイリーズ)」「岩橋玄樹のFairy」として、それぞれのグループを専属で応援するファン層が確立する一方で、「6人それぞれの今を丸ごと愛する」というスタンスのファンも根強く存在します。各々のステージパフォーマンスの質の高さが、過去の経緯に対するわだかまりを払拭し、実力でファンを納得させた証左といえます。
【キンプリ 元 メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:King & Princeの元メンバーは何人ですか?
A1:現在までにKing & Princeを脱退したメンバーは、岩橋玄樹、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の計4名です。デビュー当初の6人組から、現在は永瀬廉と髙橋海人の2名でグループ活動を継続しています。
Q2:平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太が結成した「Number_i」の結成経緯と所属先は?
A2:2023年5月にキンプリを脱退(岸は9月退所)した3名は、滝沢秀明氏が設立した「株式会社TOBE」に合流し、2023年10月15日に新グループ「Number_i」を結成しました。世界進出と本格的な音楽制作を掲げ、精力的に楽曲制作や海外フェス出演を行っています。
Q3:元メンバーと残留メンバーの間に確執や不仲はありますか?
A3:公式な発言や現場での様子を検証する限り、不仲の事実はありません。脱退はあくまで「目指す音楽性や海外進出の速度感」といった活動方針の違いによるものであり、お互いの活動に対するリスペクトと個人的な友情関係は維持されています。
Q4:将来的にキンプリの再結成やコラボレーションの可能性はありますか?
A4:現時点で公式な再結成の発表はありませんが、所属事務所の垣根を越えた音楽フェスでの共演や、周年記念等の特別企画における一時的なコラボレーションについては、業界環境の変化もあり可能性が完全に否定されているわけではありません。
まとめ:それぞれが選んだ最高峰のステージと未来への期待
King & Princeという一つの伝説的な母体から派生した元メンバーたちと残留メンバーは、今やそれぞれのフィールドで唯一無二の存在感を発揮しています。
国内のトップアイドルとして温かく質の高いエンターテインメントを提供し続ける永瀬廉と髙橋海人。世界水準のサウンドと圧倒的ビジュアルで新時代を切り拓くNumber_i(平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太)。そして、日米を舞台に自己のアイデンティティを音楽へ昇華させる岩橋玄樹。彼らが歩んでいる道は異なりますが、その根底にある「表現への情熱」は今も共通しています。かつて同じ夢を追いかけた6人が、異なる頂を目指して競い合い、高め合う姿こそが、現代の日本のエンタテインメントを最も刺激的に彩っています。 (出典: キンプリ 元 メンバー(Yahoo!ニュース))