RIP SLYMEメンバーの現在と脱退の真相|確執と3人体制のリアル
2000年代の日本の音楽シーンにおいて、ヒップホップをお茶の間へと浸透させた先駆者「RIP SLYME(リップスライム)」。『楽園ベイベー』や『熱帯夜』『黄昏サラウンド』など、日本のポップ史に輝く数々の代表曲を生み出した彼らですが、度重なるトラブルやメンバーの脱退、活動休止を経て、その歩みは大きな転換期を迎えました。
現在、グループはRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制で精力的に活動を続けていますが、かつての中心メンバーであるPESやSUの脱退理由、そしてSNS上で大きな波紋を呼んだ「確執の真相」については、いまなお多くの関心が寄せられています。結成から現在に至るまでの経緯と、各メンバーの最新動向を徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:RIP SLYMEは現在、RYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAの3人体制で楽曲リリースやフェス出演など精力的に活動中。
- 要点2:PESは2017年9月に脱退済みであり、2021年のインスタグラム告白でグループ内でのいじめ・ハラスメントや精神的苦痛があったことを公表、確執が表面化した。
- 要点3:SUは2017年の不倫騒動を機に活動休止しグループを離脱。現在はソロDJやアパレル、YouTubeなど独自路線で活動しており、5人での再結成は極めて困難な状況にある。
【2026年最新】RIP SLYMEメンバーの現在一覧と年齢・活動状況
RIP SLYMEはもともと4MC+1DJという個性豊かな5人組として一世を風靡しました。現在の各メンバーの年齢、担当パート、および活動状況を一覧表で整理します。
| メンバー名 | 役割 / 2026年現在の年齢 | 現在のステータス | 主な活動内容・最新動向 |
|---|---|---|---|
| RYO-Z(リョージ) | MC / 51歳 | RIP SLYME(現役) | リーダーとして3人体制を牽引。ラジオパーソナリティ、客演、MCなど多方面で活躍。 |
| ILMARI(イルマリ) | MC / 50歳 | RIP SLYME(現役) | RIP SLYMEの活動に加え、ロックバンド「The Beatmoss」やモデル活動、ブランドプロデュースを継続。 |
| DJ FUMIYA(フミヤ) | DJ・トラックメイカー / 47歳 | RIP SLYME(現役) | グループの全楽曲のサウンドプロデュースを担当。他アーティストへの楽曲提供やクラブDJとしても第一線で活動。 |
| PES(ペス) | MC・ソングライター / 49歳 | 2017年9月に脱退 | ソロアーティストとして楽曲リリース、他アーティストのプロデュース、自身のレーベル運営を中心に活動中。 |
| SU(スー) | MC / 52歳 | 実質的脱退・離脱 | クラブイベントでのDJ活動、ソロでのトークイベント、YouTube発信、シルバーアクセサリーのデザインなどを展開。 |
脱退の引き金と確執の真相|PESのインスタ発言が明かしたグループの闇
RIP SLYMEにおける最大のターニングポイントとなったのが、メロディアスなフックと卓越したラップスキルで多くのヒット曲の屋台骨を担っていたPESの脱退劇です。
表向きには「グループの活動休止」と報じられていた期間中、ファンはいつか5人が揃って復活する日を心待ちにしていました。しかし2021年10月、PESが自身の公式Instagramで発表した声明によって、ファンの淡い期待は決定的な形で打ち砕かれることになります。
PESの投稿によると、彼は「2017年9月をもってすでにRIP SLYMEを脱退していた」という衝撃の事実を告白。脱退理由について「グループ内でのいじめやパワハラ、精神的苦痛」があったことを赤裸々に吐露しました。長年にわたりメンバー間で対等な人間関係が築けず、無視や理不尽な扱いを受け続けた結果、心身の限界を迎えてグループを去らざるを得なかったと明かしたのです。
この告白に対し、RYO-ZとILMARIはYouTube配信等を通じて、コミュニケーション不足や配慮の欠如があったことを認め、謝罪の言葉を述べました。しかし、PES側は「謝罪を受ける場すら用意されず、一方的に話を片付けようとされた」と反論。両者の間にある深い精神的亀裂と人間関係の断絶が白日の下にさらされる結果となりました。
SUの不倫報道とグループ活動休止の因果関係|現在の活動実態
PESの脱退に至る前段階として、グループ崩壊の決定打となったのが2017年4月に報じられたSUの不倫スキャンダルでした。
当時、歌手の大塚愛と婚姻関係にあったSUですが、若手モデルとの不倫疑惑が週刊誌によってスクープされます。この報道は大衆からの猛烈なバッシングを浴び、出演予定だった野外フェスへの出演キャンセルや、タイアップCMの差し替えなど、グループ全体に甚大な経済的・社会的打撃を与えました。
その後、SUは活動休止状態へと追い込まれ、2018年11月には大塚愛との離婚が成立。グループも公式サイトを閉鎖し、事実上の活動休止に追い込まれました。
現在のSUは、かつての派手なメジャーシーンからは距離を置き、クラブDJとしてのプレイや、アパレル・ジュエリーのディレクション、単独トークライブなど、アンダーグラウンドや個人規模での活動を地道に継続しています。グループへの復帰について公に語ることはほとんどなく、独自のスローペースな活動スタイルを確立しています。

3人体制での再始動|RYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAが見出した新たな境地
PESの脱退告白と騒動の余波を経て、RIP SLYMEは完全に消滅したかに思われました。しかし2022年4月、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3名はグループの再始動を発表します。
「RIP SLYMEの音楽をここで終わらせたくない」「待ってくれているファンのために音を届け続けたい」という強い意志のもと、5ヶ月連続の配信シングルリリースを敢行。『Humanity』『サマアンセム』などの楽曲を発表し、全国ツアーや大型音楽フェスへの出演を精力的に再開させました。
3人体制となったRIP SLYMEのステージは、従来のPESやSUのバース(歌唱パート)をRYO-ZとILMARIが巧みにカバーしつつ、DJ FUMIYAの重厚なビートを前面に押し出したよりアグレッシブでタイトなパフォーマンスへと進化を遂げています。往年の名曲たちもリアレンジされ、新たなエネルギーを注ぎ込まれた形で披露されています。
【実態検証】ファンの生の声と現場目線で見えた「3人体制」のリアル
3人体制での活動再開に対して、リスナーやファンの受け止め方は一様ではありません。SNSや音楽コミュニティでは、歓迎と戸惑いの双方が入り混じったリアルな意見が交わされています。
現場のフェスやライブに足を運んだファンからは、以下のような前向きな声が多く寄せられています。
- 「RYO-Zの圧倒的な声量とILMARIの華やかさ、FUMIYAのビートメイクがあれば、ライブの楽しさは健在だった」
- 「かつての曲を今の3人で歌い継いでくれるだけでも救われる」
- 「過去のトラブルを乗り越えて、ステージに立ち続ける覚悟が伝わってきた」
一方で、往年の5人時代を愛していた長年のファンからは、切実な思いも吐露されています。
- 「PESの流麗なメロディラインとSUの低音ボイスがあってこそのRIP SLYMEだった」
- 「確執の真相を知ってしまった以上、昔の曲を聴くときに少し複雑な気持ちになってしまう」
このように、音楽的なクオリティの高さを称賛する声がある一方で、青春時代を彩った5人の完全体へのノスタルジーを抱き続けるファンも少なくありません。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
RIP SLYMEの分裂と現在をめぐっては、ネット上でいくつかの誤解が定着しています。客観的な事実に基づき、それらの盲点を整理します。
誤解①:「SUの不倫だけがグループ解散の原因だった」
不倫騒動が活動休止の直接のトリガーになったことは事実ですが、本質的な崩壊の要因はそれ以前から蓄積していたメンバー間の人間関係の歪みとコミュニケーション不全にありました。PESが脱退を決意したのは不倫報道直後の2017年9月であり、長年の不信感が限界点に達した結果でした。
誤解②:「PESは音楽活動そのものを引退した」
PESはグループを離れた後も引退しておらず、現在もソロアーティストとして精力的に活動しています。自身のレーベルを立ち上げ、洗練されたソロ楽曲のリリースや楽曲提供、ライブ活動を継続しており、クリエイターとしての才能を独自に発揮しています。
誤解③:「3人体制のRIP SLYMEは過去の曲を封印している」
一部で「PESやSUの曲はもう歌えないのではないか」と噂されましたが、ライブでは『熱帯夜』『楽園ベイベー』『One』などの代表曲が現在もセットリストに組み込まれており、3人編成用にボーカルパートを再構成して披露されています。
【プロの結論】グループ力学と組織の境界線(バウンダリー)から見出すべき教訓
RIP SLYMEが辿った軌跡は、若者の友情からスタートしたクリエイティブ集団が直面する「組織力学の構造的限界」を浮き彫りにしています。
学生時代の仲間や遊び場から自然発生的に結成されたグループは、初期段階においては強い連帯感を誇ります。しかし、メジャーデビューを果たし、莫大な商業的成功とビジネス利害が絡むようになると、友人関係とプロフェッショナルとしての境界線(心理的バウンダリー)が曖昧になりがちです。
特定のメンバーにクリエイティブの負荷が偏る、あるいは年長・年少の上下関係が固定化して意見が言えなくなるなど、心理的安全性が失われた組織は、外的なショック(スキャンダル等)が加わった瞬間に一気に瓦解します。お互いの役割と尊厳を尊重し、健全な距離感を保ちながら対話を重ねることの難しさは、あらゆる共同体における普遍的な教訓と言えます。
【rip slyme メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:RIP SLYMEの5人が再び揃って再結成する可能性はありますか?
A1:極めて低い(ほぼゼロに近い)と考えられます。PESが公表した精神的苦痛や確執の深さ、その後の両者の声明の食い違いを見る限り、人間関係の修復は極めて困難な状態にあります。現在は3人体制のRIP SLYMEと、ソロとしてのPES・SUがそれぞれの道を歩んでいます。
Q2:RIP SLYMEの代表曲で、最も売れたシングルは何ですか?
A2:2002年にリリースされたシングル『楽園ベイベー』です。夏の定番アンセムとしてロングヒットを記録し、累計売上30万枚以上を突破。同年にリリースされたアルバム『TOKYO CLASSIC』はミリオンセラーを達成しました。
Q3:現在の3人体制のRIP SLYMEはどこでライブや新曲をチェックできますか?
A3:公式YouTubeチャンネル「RIP SLYME Official」や、各サブスクリプションサービス(Spotify、Apple Musicなど)、公式SNSで最新のリリース情報やライブ出演スケジュールが随時更新されています。
まとめ:それぞれの道を進むメンバーたちの未来
RIP SLYMEが日本の音楽シーンに刻んだ功績は色あせることはありません。ヒップホップ特有のハードな敷居を下げ、誰もが口ずさめるポップネスと卓越したグルーヴを融合させた楽曲群は、いまなお多くのリスナーに愛され続けています。
確執やメンバーの離脱という痛ましい歴史を経験したものの、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人はRIP SLYMEの看板と楽曲の灯を守り続け、PESとSUもそれぞれのフィールドで自己の表現を追求しています。かつての5人体制への郷愁を抱きつつも、それぞれの道で音楽を鳴らし続けるメンバーたちの今後に注目が集まります。 (出典: rip slyme メンバー(Yahoo!ニュース))